長崎県医師会との意見交換交流会への参加

長崎県医師会と長崎県弁護士会との間で、医療事故に関する意見交換交流会が行われました。 医療事故に関する意見交換として、弁護士会からは患者代理人側の立場からの意見、医療施設代理人側の立場からの意見が述べられ、医師会からは医療現場からの意見が述べられました。 それぞれの立場からの法的思考や実務的観点が発表され、訴訟手続きにおける捉え方と医療実務における捉え方の同一性や異なる点が明らかになりました。 医療訴訟は、証拠資料が多くなり、専門性を有する議論が多くなされます。 立証の困難性もあり、審理が長期化しているように思います。 そのような中で、今回の意見交換会の内容は大変有意義なものでした。 また今後、医療事故調査制度の制度運営、医師の説明責任の在り方等、協議事項は多くあるように感じられました。